INTERVIEW 03
高いテクニカルライティング力でUX・顧客満足度向上に貢献
村上 友徳(Murakami Tomonori)
法人営業職で培ってきた知見・経験を活かしつつ、顧客の購買ファネル全体に携わることができる「マーケティング」を軸に転職活動を進めていました。
そのような中、業務が細分化されておらず、裁量を持って業務を進めることができる点に魅力を感じたこと、また、IT業界全体のトレンドとしてクラウドを活用した業務改革のニーズが高まっていることから、プロダクトとしての将来性があると判断し、株式会社ダイレクトクラウドへのジョインを決意しました。
マーケティング部門に所属していた際は、自然検索でのリード獲得を主目的として、オウンドメディアの企画・記事設計書の作成や、外部ライターのディレクション、サイト分析・改善を行ってきました。
一方でプロダクト部門に異動してからは、技術ドキュメント(製品マニュアル・仕様書など)の制作ディレクション、チームのマネジメント業務を行っています。
毎月、プロダクトのアップデートに伴って、新機能のリリースやUI変更などが実施されるので、それに伴うマニュアル更新のディレクションを担当しています。
また、現在はプロダクト部全体で顧客ロイヤリティ向上を目標に掲げており、顧客の解約率低下に注力している状況のため、チームとして何を実現するべきなのかを考え、顧客のニーズから逆算した施策を積極的に実施しています。
そのため、チームの達成目標を元に具体的なKPIに落とし込み、現状のリソースを踏まえ最大の成果を得るための施策を日々考えています。
マーケティング業務では、自然検索における流入を最大化させていくための方法(ペルソナの明確化、顕在・潜在ニーズの抽出など)を身につけることができ、実際に業務でPDCAを回していきながら精度を高めていくことができました。
ドキュメント制作、ディレクションの業務では、テクニカルライティング力(「エンジニア語を一般人が読んでもわかるように翻訳していく作業」といえば理解しやすいでしょうか)を磨き上げることができました。
また、マネジメント業務を任せていただけるようになってからは、チームが目指すべき目標・方向性を共有し、メンバーのモチベーションを高めながら、必要な施策を選択・実行していく能力を身に着けることができました。
顧客満足度のアンケートで、「必要十分な情報が正確にまとめられているため、サポートに問い合わせる必要がない」とフィードバックを貰えたときは達成感がありました。
操作方法や仕様に関する不明点が発生した際、顧客がその場で自己解決できるように促すことで、結果的にプロダクトに対する満足度が向上すると考えています。
リソースを割いて操作マニュアルを作成しても、顧客に活用されなければ意味がないため、今後も知りたい情報に簡単にたどり着くことができるように、サイト全体のUI/UX改善も検討していきます。
マーケティング部門から技術ドキュメントの制作部門に異動となり、チームのマネージャーを任されたことは、仕事に対する考え方が大きく変わったきっかけとなりました。
これまでは、一人のプレイヤーとして業務に集中すれば良い環境でしたが、チームメンバーを束ねる役職となったことで、チームとしての成果を最大化するためにはどうすれば良いのかを考えるようになりましたね。
もともとシングルタスクの人間だったのですが、マネジメント業務を経て、確実に視野が広くなっていると感じています。
これまでPDFドキュメントとして展開していた操作マニュアルを全面的にWeb化するプロジェクトがありましたが、このプロジェクトをリリース期日までに対応できたため、2022年の年間MVPを受賞することができました。
技術ドキュメントの制作は、会社の業績に直結するものではなく、「あって当たり前」と軽視されてしまう傾向があるように思いますが、弊社では評価の透明性があり、努力を認めてくれる風土があるように思います。
業務が細分化されておらず、どの業務も「ジブンゴト」として捉えて行動することを良しとされている文化があるため、常に業務プロセス全体を俯瞰しながら、最適なアクションを自分で決めて実行することができます。
また、主力製品である「DirectCloud」も、社会の情勢や顧客の要望などを元に、新機能のリリース・改善を頻繁に行っているため、これまで知り得なかった技術に、実務レベルで触れることができることは大きなメリットであると考えています。
事業会社である以上、成果を出すことも当然重要なのですが、目標を設定し、どのような段取り・プロセスで進めていくのかという「過程」も重要な評価指標となっていると思います。
年に一回の給与改定で、給与は着実に上がっていくのですが、役職を持ってからの上昇幅は非常に大きく、業務を進めていくうえでのモチベーションとなりました。
具体的な待遇面でいうと、私の同世代の社員の給与水準よりも高い金額を頂いていると思います。
オンプレミスからクラウドへの移行が進む中、クラウドストレージの需要は今後益々高まっていくと考えています。
常に課題感を持ち、目標達成まで愚直に努力できる方のジョインをお待ちしています。
IPO直前の成長企業で、ともに事業を盛り上げていきましょう!
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